SENIOR HIGH SCHOOL
EDUCATION
特進コースは、国公立、早慶上理などの難関大学に、一般入試で現役合格することを目標にしたコースです。「評定の5だけではなく、模擬試験でA判定を取る」という意識をクラス全員で共有し、それを叶えるためのサポートを手厚く行っていきます。
特進コースでは勉強を生徒任せにはしません。教員がしっかりと学習を管理します。長期休暇中も補習ではなく授業を継続し、勉強をしない時期を作らないということも、その一つです。1学期の終業式が終わった後の夏休みには25日間、毎日6時間、トータルで150時間の授業を実施しています。主要教科では1週間、1ヶ月、1学期、1年という期間での振り返り学習を求め、それをテストによって確認し、点数がふるわない生徒については合格するまで追試験を繰り返すなど、徹底した反復学習によって知識の定着を図ります。
自由選択を含まない必修の授業だけで、英語は週に9時間(3年間の平均)、数学は週に9.3時間(理系の3年間の平均)、国語は7.3時間(文系の3年間の平均)。これだけの授業時間があるからこそ、基礎から応用まで丁寧に授業を展開し、問題演習の時間をふんだんにとることができます。そして高校1年と2年で高校課程の学習をすべて終了させ、高校3年は徹底した受験対策授業を行うことができます。
科目 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | ||
---|---|---|---|---|---|
文系 | 理系 | 文系 | 理系 | ||
国語 | 6 | 8 | 4 | 8+自由選択 | 必修なし+自由選択 |
地歴公民 | 4 | 9 | 2 | 6+自由選択 | 必修なし+自由選択 |
数学 | 8 | 5 | 10 | 必修なし+自由選択 | 10 |
理科 | 6 | 必修なし+自由選択 | 8 | 必修なし+自由選択 | 4+自由選択 |
英語 | 8 | 9 | 10 |
※各教科の数字は週の授業時間数
事実、特進コースの生徒たちの入学後の学力の伸びには、目を見張るものがあります。では、なぜそれが可能なのか?答えは単純です。それだけ勉強をやっているからです。勉強は量より質だという考え方がありますが、本当にそうでしょうか?私たちはそう考えません。量をやらなければ質は高められない。学力をつけるためには、まず量だと考えています。
ですから帝京の特進コースでは、いやというほど授業を行います。こなせないほどの課題を出します。しつこいほどテストを繰り返します。そう、まさに3年問、勉強漬けです。中には途中で「もういやだ」という生徒も出ます。けれども投げ出す生徒はいません。特進コースが誇るのは熱意とチームワークです。教員は遅くまで学校に残り、生徒の質問に対応し、個別指導を行っています。そんな姿を生徒も見ていてくれているのでしよう。
特進コースにいる教員も生徒も、すベてひっくるめて「チーム特進」だと思ってくれています。共に頑張っている、自分のために頑張っている仲間がいるのに、自分だけが投げ出すことはできません。
大学入試はー握りの天才を選抜するためのものではありません。トレーニング次第で必ず学力は伸びる、そして夢は叶うと私たちは確信しています。