帝京中学校 一貫特進コース
スペシャルレポート

SPECIAL REPORT

一貫特進コースがめざすもの

生徒も教員も一つのチームとなって全力で目標達成をめざす

一貫特進コースでは6年一貫であることを活かして、中学の早い段階から自学自習の姿勢を築いていき、高校でのハイレベルな学習についていけるよう指導していきます。そして難関大学受験に必要な力、その先にある社会で生きていくための知識や表現力、リーダーシップといったスキルを身につけるための学習の場となっています。

基礎学力の定着から発展的な学習まで、かなりの勉強量をこなすことになります。当然大変なこともありますが、同じく高い意識を持ったクラスの仲間と共に切磋琢磨し、目標に向かって頑張れる環境があります。教員も協力し合いながら一丸となり、生徒と一緒にゴールまで歩む「チーム特進」として全力でサポートしていきます。

一貫特進コースの4つの柱

朝テスト&学習計画表

毎日の学習をより効率的にできる

目標を立てた上で計画的に学習に取り組む力をつけることを目的として記入している。毎日提出し、担任がチェック・コメントをして、返却される。生徒の生活の様子がわかるため、担任との面談にも使われ、コミュニケーションツールにもなっている。

[Voice]
〜教員メッセージ〜

中学1年生にとって一番大切なことは、学習する習慣を身につけることです。受験勉強を経て中学に入学してきたと言っても、まだ小学生気分も抜けていない時期。生徒たちの自主性だけに任せていても、なかなか習慣づけはできません。そのため、学習計画表を毎日書かせるようにしています。学校から帰ったら、まず計画表の「To Doリスト」にその日やるべきことを記入。目標やその日の宿題についても書き入れます。そして、実際にどんな時間の使い方をしたのかも記録させ、計画が実行できたかをふり返るようにするのです。

私は、「計画」よりも「記録」こそが大切だと考えています。自分の時間の使い方をふり返って、「今日はテレビを見る時間が長かったな」「もう少し苦手な科目に時間を割けばよかったかな」と改善点に気づくことができるからです。それをくり返していけば、セルフコントロールができるようになり、学習の習慣づけにも大変役立ちます。学校としても学習計画表を書かせるだけではなく、毎朝回収して下校までにチェックしています。必ずコメントを書くのですが、勉強に限らずいろいろな話題を書いてくる生徒もいて、生徒への理解が深まる「1行交換日記」のような役割も果たしてくれています。こちらからはなるべく、計画と記録を続けるモチベーションを持たせるようにしています。

成績のいい生徒は、やはり学習計画表をしっかり書き続けています。書くことで勉強への自覚が芽生えることは確かです。また、毎朝の小テストも勉強のきっかけづくりになっています。曜日ごとに科目を決めて8時15分から6~7分でテストをするわけですが、必ずテストがあることがわかっていて合格基準も決められているため、「明日のテストに備えて勉強しよう」という気持ちになれます。合格基準をクリアできなければ、指名補習や再テストが待っているのです。合格基準をクリアするために対策をすることが、やがて学習習慣につながっていきます。

小テストは国語なら漢字、英語なら単語といった内容で、基本的なものばかりです。でも、「基礎をわからないままにしない」ことが学習の大前提。基礎をくり返すことで定着を図り、ハイレベルな学習の土台にしていきます。だから、学習の習慣がつくだけでなく、きちんと取り組めば必ず実力も伸びていくものです。

学習計画表と朝の小テストを「生活の一環」のようにこなしていける生徒は、学習面で結果を出してくれます。一貫特進コースの全員が自然と勉強に取り組めるように、全力でサポートをしていきます。

社会科 久保 健太

ハイレベル補習

得意な分野の力をさらに高める

数学・英語の2教科で開講。普段の授業では扱わない発展的な内容を、問題演習などを通して学ぶため、自分の得意な内容をのばすことができる。学期の初めに授業計画が提示され、自分で取りたいものを選択する形式となっている。

[Voice]
〜教員メッセージ〜

特進クラスでは、通常授業からレベルの高い学びを実践しています。しかしハイレベル補習では、6年後の大学進学を見据えて、より高度な問題に挑戦して理解を深めてもらいたいです。そのために、さまざまな問題集や参考書を参考にしながら、生徒達の理解度に合わせたオリジナルのプリントを作成。授業内容の大枠は決めていますが、進度や状況を見ながら柔軟に対応しています。通常授業の教科担当者ともよく相談したうえで、半日以上を準備に費やします。そうやって生徒達に実のある補習をすることが、ハイレベル補習を担当する教師の役目です。

生徒達が興味をもってハイレベルな問題に取り組めるよう、通常授業で「これを発展させるとどうかな?」「こんな考え方もあるね」と投げかけています。しかし幸いなことに、生徒達自身のモチベーションが高く、みんなやる気をもって補習に取り組んでくれています。こちらからの問いかけを咀嚼し、自ら深めて投げ返してくる。そんな自発的な授業ができるのも、みんなのモチベーションが高いからです。

数学で大切なのは、単に答えを出すことではありません。「どうやって解答にたどり着くか」という過程こそが重要です。そのため、50分の補習時間で2~3問の問題をじっくり考えさせ、解説していきます。生徒達が自ら発言をしたり、解答へステップを上がりながら問題意識を広げていったりすることも多く、一方通行ではない活発なやり取りができるので嬉しいですね。

ハイレベル補習には参加希望者を募っているのですが、実際には全員が全補習に申し込んでいる状況です。ただ、朝の小テストで基準をクリアできずに指名補習への参加を義務づけられると、ハイレベル補習は指名補習と同時刻に行われるために、参加できなくなります。せっかく特進で学んでいるのですから、ハイレベルな学習をこなしてもらいたい。指名補習をゼロにして、全員でハイレベル補習を受けられるように、私もサポートしていきたいです。

2学期には、全員に数学検定を受けさせます。今年もみんなで受験し、ほぼ全員が4級に合格しました。2年生で3級、3年生で準2級の合格を目指します。定期的に受ける外部の模擬テストの結果を見ても、補習の成果がしっかり表れているので、検定の合格目標も十分に現実的なものです。みんなで切磋琢磨しながら、どんどんハイレベルな学習にチャレンジしてもらいたいと思っています。

数学科 工藤 慶之

〜生徒に聞く〜

帝京のハイレベル補習は普通の補習や授業では教わらないような内容になっています。数学では授業の単元の内容をさらに深く学べるので楽しいです。英語も復習もありつつ、工夫された教え方なので、より学習意欲が湧いてきます。将来弁護士になることを目指しているので、まずは大学合格のため頑張りたいです。勉強量はかなり多く大変に思う時もありますが、一貫特進コースのクラスメイトは明るく、助け合い高め合うことができるので良い環境で学べます。

中学1年生 Aくん

私は数学が苦手でしたが、最近では指名補習よりもハイレベル補習に参加できる割合が増えました。わかりやすい指導でだんだんと苦手意識がなくなりますし、先生の教えも一歩踏み込んだ内容で、興味がそそられます。そして頑張らないといけないという気持ちが芽生え、挑戦する気持ちになります。得意な英語はさらに伸ばすことができるので、将来の目標であるCAになるために大学でも留学したりと、もっともっと頑張りたいと思います。

中学1年生 Yさん

習熟度別授業

生徒一人ひとりに決め細やかな指導

数学・英語の2教科で実施。毎回の定期考査の結果をもとにクラスを2分割し、各生徒のレベルにマッチした授業を行われる。少人数のため生徒一人ひとりに指導が行きわたりやすく、和気あいあいとした雰囲気で授業が展開される。

[Voice]
〜生徒に聞く〜

私は英語が得意ですが、得意な人が集まるⅠクラスでは問題をひたすら解く内容なのでとにかく力がつきます。そしてその学力をキープするためにも習熟度別授業は大いに役立つと感じます。それに対して苦手な人が集まるⅡクラスでは丁寧に教えてもらえるので安心して勉強できます。帝京の一貫特進コースは大学進学を目指すにも最適だと思います。将来の目標はまだはっきりと決めていませんが、今できることを全力でやりたいです。

中学1年生 Kさん

私は数学も英語も苦手なので、ⅠクラスとⅡクラス両方で学びましたが、それぞれ生徒の理解度に合わせた指導をしてくださるので、スムーズにスキルアップできる感じがします。習熟度別授業は人数が少ないのでより学びやすいと思います。Ⅰクラスに一度上がると下がりたくないし、仲の良い友だちがⅠクラスにいると私も頑張りたいと思い、学習意欲が高まってくるのも良い点だと思います。子どもが好きなので、将来保育関係の仕事に就きたいので、まずは大学合格を目指して頑張ります。

中学1年生 Eさん

[習熟度別授業のようす]

勉強合宿

ひたすら勉強をやりきる感覚の体験と習慣づくりのために

中学3年生で3泊4日の日程で実施。授業はもちろんのこと、自学自習の時間やグループで競い合う英単語テストなど、1日を通して勉強にひたる合宿となっている。自分の力で勉強をやりきり、その先の高校での学習、ひいては大学受験に対応できる力を養う。

[勉強合宿のようす]
1日目
  • 勉強合宿のセミナーハウスに到着

  • 開校式で学級委員があいさつ

  • 今日のホワイトボード「環境のせいにしない!」

  • 初日午前理科の授業開始

  • 理科、授業後の復習時間

  • 理科、授業後の確認テスト(定期考査級)

  • 午後、数学の授業その1

  • 数学、授業後の復習時間

  • 数学、授業後の確認テスト(定期考査級)

  • 初日の夕食はまだ余裕あり

  • 合宿名物、英単語テストのチーム戦!

  • チーム学習(リーダーがホワイトボードを活用する班)

  • 就寝まで自室で強制自習、家庭学習を身体で覚える(この前に講義室で自習をしている)

2日目
  • 2日目の朝、全員で早起きからのウォーキング

  • 2日目の朝食、この後英単語テスト

  • チーム戦の英単語テスト開始!

  • 今日のホワイトボード「己との戦いに勝つ!」

  • 数学の授業その2、先生お手製の方程式を理解するカルタ

  • 午後、英語の授業その1

  • 英語、授業後の復習時間

  • 夕食後、朝の英単語テスト返却、この後気合入れるぞ!

  • チーム学習(クラスの2トップがクラスの守護神に集中講義する班)

  • 今日の全体自習(数学と英語)

3日目
  • 3日目の朝、寝坊が出たため、喝(疲労感)

  • 3日目の朝食は黙々と

  • 今日のホワイトボード「仲間がいれば可能性は無限大」

  • 各教科の確認テスト合格数レース(ボード裏の黒板)

  • 英語の授業その2

  • 「先生、中学時代に勉強合宿なんてありました?」

  • 午後、国語(古典)の授業その1

  • 3日目の夕食(振りきれ気味)

  • チーム学習(明日優勝するための皮算用をする班)

  • 今日の全体自習(英語と国語)

  • 夜のHRで1日をふりかえり(しおりに記入)

  • 自室での自習も最終夜、女子もガチ勢

4日目
  • 朝グラウンドで体操してみよう(インストラクターも生徒)

  • ウォーキングでも山を越えます

  • 今日のホワイトボード「限界を超えろ!」

  • 国語の授業その2

  • 最後の昼食

  • 午後、社会の授業(ノート作りと暗記について)

  • 英単語テストチーム戦の結果発表と表彰!

  • 景品は刻印入りペンなど

  • 閉校式の言葉を主任の先生から

  • 4日間お疲れ様でした!解散!

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