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2026.04.28高校教育
授業では、AIの効果的な活用方法およびデザインが社会に問いかける意義について学ぶため、品川女子学院で実施された矢口祐人教授(東京大学副学長)の講演に参加しました。
■ デザインについて
講演の前半では、デザインについて、東京大学が実現しようとしているヴィジョンを踏まえ、学びました 。
デザインの意味
・課題を発見する → 誰にとっての課題なのか、普遍的な解決策は存在するのか
・新たな価値を付与する → 新しいものの見方が可能になる
・変化を実現する → ゲームチェンジャーとなるためには何が必要か
■ AIとミュージアム展示の未来について
講演の後半は、IWITNESSのExhibit Uses AI to Share Holocaust Survivor Storiesを例にAIがサバイバーの代用となるのかを議論し、AIと人間との違いについて考察しました。
・AIはいつも正しいのか
・AIに噓をつかせると誰にとってメリットがあるのか
・AIと話しても生身の人間と同じ感動が得られるのか
・ミュージアム展示の意義と未来
など、人間とAIを比較しながら、これからの未来について考えました。今回、学んだ一番大切なことは「自分の目の前にあることを疑い、自分が今、生きていることが当たり前でないと実感すること」です。
AIが進化した情報化社会で生きていくためには、自分と違う背景に生きる他者との繋がりを意識し、当たり前が当たり前でないと気付くことが必要です。生徒は真剣に講演に参加し、世界や社会が抱えている課題に対して、自分の頭で解決策を考え、現実と理想のギャップを克服するために試行錯誤をすることが「人間らしく生きる」ことになると実感しました。
次回は、鉛筆をどのようにデザインするのか、どのような価値を鉛筆に付与できるのかを考え、鉛筆作成案の詳細を考えます。