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2026.04.21高校教育

【進学コース】メディカル探究 第2回:花粉症の「治療」と「社会的な解決」を考える

帝京科学大学の中村教授による「メディカル探究」第2回となる今回のテーマは、前回のメカニズム編に続き、「花粉症の治療法と解決に向けた課題」です。

■ 医療従事者としての視点を養う

講義の前半では、「対症療法」と「根治療法」の違いや、薬の成分、有効性の測り方(プラセボ効果)について専門的に学びました。 中村教授からは、「将来、看護師や薬剤師になった際には、薬の仕組みを患者さんに正しく説明できなければならない」というアドバイスがあり、生徒たちは将来の自分をイメージしながら、熱心に耳を傾けていました。

社会・環境問題としての花粉症

後半は、医療の枠を超えた「解決策のヒント」が中村教授より提示されました。

・日本固有の課題: スギは日本固有種であり、この問題は日本独自の社会課題であること。

・多角的な対策: 「無花粉スギ」への植え替えといった林野庁の取り組みから、花粉飛散防止剤の散布技術、さらには花粉が付きにくい衣服や空気清浄機などの身近な対策まで、幅広い解決のアプローチが紹介されました。

入試を見据えた「レポート課題」に挑戦

講義の最後には、「日本の花粉症対策にはどのような課題があるか」というレポート課題が出されました。 医療系の入試では、単なる医学知識だけでなく、社会問題と医療の関わりを論じる「小論文」が多く課されます。生徒たちには、こうした多角的な問いに向き合うことで、入試に直結する思考力と記述力を養ってほしいと考えています。

■ 次回の予告

横浜薬科大学の先生をお招きして、薬学について学びます!

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