帝京中学校・高等学校

東北大学大学院准教授　谷口和也　先生　ご案内のもとに、モンゴルの文科省や環境省の方々が29日、本校が取り組んできたGLOBEの環境学習活動の視察のために来校されました。大気・水質調査の場所の見学後、GLOBEの活動の内容について説明を行いました。これらの活動が教育現場でどのように活かされているかなど、具体的な取り組みについて質問がありました。その背景には、中国同様モンゴルでも大気汚染が問題となっているようで、日本の対策について大変興味をもたれていました。

本校では平成１１年より環境学習活動に取り組み、平成１７年にはGLOBE（Global Learning and Observations to Benefit the Environment：環境のための地球学習観測）プログラムの指定校として２年間活動を行いました。現在でも、毎年、石神井川の水質調査結果をもとに、「いたばし　まちの環境発表会」で研究発表を行っています。今回、こうしたGLOBEの活動をご理解いただいたことを嬉しく思っています。

環境問題は地球規模で考えなければならない大きな問題ですが、一個人でもできることが多くあることを認識し、未来によりよい生活環境を残せるように心がけたいと改めて感じた１日でした。